Executive Summary
- このフレームワークはビジネスのみならず、日常生活で利用できる思考法である
- まずはコントロール出来る(出来そうな)事に脳のリソースをフォーカスする
- 時間をおいてコントロールできない事を俯瞰して眺めてみると、コントロール出来る部分が見える可能性がある
はじめに
こんにちは、コバログです。本日はこのブログにおける3回目の投稿となります。早速今回はフレームワークの紹介です。
始めての方は、このブログのコンセプトはまず下記をご参照ください。
今回はこのブログのメインの一つである、フレームワークを取り扱っていきたいと思います。
そんな中、まず初めにご紹介するのがこの「コントロール可・不可」です。
世の中は色んな問題に溢れている
後輩さん、目の前に多くの、又は大きな問題や悩みが転がっている時どうする?
う〜ん、内容によると思いますけど、、、とりあえず出来ることから片付けますかね
お、いいねぇ。早速今回のテーマの本質を語ってくれましたね。
そう、ビジネスにおいても日常生活においても時間や労働力は無限ではない。
そのため、出来ることにフォーカスすることは大事なんだ。
(もちろん一見無理そうな課題でも答えを出していく必要があるケースもある)
日常においても日々あらゆる悩みやタスクが発生しますよね。例えば
- 来週までに町内会の行事の内容を決めなくてはいけない
- リストラにあってしまった!どうしよう
- 海外に留学したい
また、ビジネスシーンにおいても
- 商品の売り上げをアップさせたい
- このビジネスを海外に展開させたいけど、どの国がいいだろう
- 来月大きなシステムのリリース予定だが、重要なバグが見つかった
といった具合に大小様々な課題と直面します。
そんな時、重要な思考法がこの「コントロール可・不可」です。
どうしようもない事に時間を使うな
さて、この思考法、シンプルにいうと言いたいことは
という事です。
例えば、将来の年金について追加で2000万円必要となる問題について
なんて叫んだところで、しょうがないんですよね。
これは自分でコントロールできないことで、「天に向かって唾を吐く」という言葉がありますが、結局自分でコントロール出来ることは何かを探して、実行していくことが成功や幸せへの道につながるんだと思います。
ビジネスにおいても同様で、社会的な動きや業界・ルールなど他社の意思決定で左右されるものは大概コントロール出来るものではありません。
一方内部的な要因や、自分の思考・行動はコントロール可能であり、問題解決の可能性を高めます。
上記のようにコントロール出来るかどうかを考える場合は、次のようなことを自分に投げかけてみるといいでしょう。
- 今考えるべきことはなんだろう
- 自分(自社)はコントロールできないと考えているが、他人(他社)はどうしているのか?
- コントロール不可能、としている要因は何か?
- コントロール可能な問題の解決策、アクションアイテムは何か?
行き詰まったら、本当にコントロールできないかも考えてみる
前述のように、まずコントロール出来ることは何かということに目を向けその解決策を模索していくのが基本路線ですが、一方で本当に難しい問題やイノベーションを考える場合は「本当にコントロールできないものなのか」と問うのもありでしょう。
そこから見えてくる糸口により、より大きな解決案につながるケースもあると思います。
以上、「コントロール可・不可」のフレームワークの説明でした。
コメント