Executive Summary
- 意識されずに脳から隠される情報を スコトーマ(心理的盲点)と呼ぶ
- メンターを持つことでスコトーマの罠から逃れられる
- メンターを持ったらとことん模倣しろ
はじめに
こんにちは、コバログです。
初めての方は、このブログのコンセプトはまず下記をご参照ください。
メンターの重要性
こばじゅんさんって自分のメンターっていらっしゃるんですか?
いるね。会社の制度としてのメンターとしてもいるし、自分自身の「特別な」メンターもいるね
そうなんですね!その特別なメンターっていた方がいいんですかね?
いたほうがいいね!メンターは特に社会人は自分の進むべき道を決めていく上で重要な役割を持ってるんだ。
重要な役割?
今回はメンターの重要性に関するお話です。
メンターとは何か?メンターを決める際の重要なポイントや、真似るべき観点を述べたいと思います。
ここで、質問です。
人はどんなときに自分を変えられるのでしょうか?
答えは、外部から刺激を受けたときです。
皆さんは、「スコトーマ(心理的盲点)」という言葉をご存知でしょうか?
例えば今あなたはこのブログを見ています。つまり、この文章の意味や内容の理解に脳のリソースを集中させています。
さて、あなたが今立っている場合、又は座っている場合、その接触面の感触をイメージしてください。
いかがでしょうか? 意識した瞬間「脳のリソースがそこの情報をキャッチすることに切り変わった」ことがわかったでしょうか?
このように人は脳のリソースは「意識したものに集中する」ために、外部刺激をフィルタリングしています。人間の脳は、実際に外にある情報のごく一部しか意識されないようになっています。脳科学では、この情報の選別機能を RAS(網様体賦活系) と呼び、意識されずに脳から隠される情報を スコトーマ(盲点) と呼びます。
自分のキャリアや成長についても同じことが言えます。
意識しない外側、すなわちスコトーマは自分自身ではなかなか気づけないものです。
しかし、そこに成長のチャンスが転がっている可能性があります。
このスコトーマに対し、新しい情報を与えてくれる存在、それが「メンター」なのです。
メンターのメリット
さて前述の通り、メンターの重要性をお伝えした上で更に噛み砕いてメンターのメリットは次のとおりです。
- 常にどの方向に進めばいいのかわかる
- 今何をすればよいのかわかる
- 自分の良いところ、悪いところがわかる
メンターはあなたに気づきを与えてくれるのみならず、あなたが進みたいと思う方向を示してくれます。
そもそもメンターはどのように選べばいいでしょうか?
ポイントは次の3点です。
- 自分の理想の仕事・人生を歩んでいるロールモデル隣る人
- 本当に自分が欲しい結果を得ている
- 自分の基準を上げてくれる
どうでしょう?皆さんの周りにいるでしょうか?
できれば、実際にすぐ会えて、会話できる関係性な人物をメンターにしたほうが良いですがすぐいない場合はその業界やスキルを持つ有名人を選んでもいいでしょう。
例えば
- 田村亮:ファシリテーションのメンター
- 上田晋也:言い回しのメンター
- 武井壮:体作りのメンター
- 中田敦:プレゼンテーションのメンター
- メンタリストDaigo:自己啓発・エフィカシー向上のメンター
などなど。
その際にメンターの真似るべきポイントは次のとおりです。
- 見た目
- 考え方
- 行動
- 話し方
- 感情
- 方針
- 人生設計
やりすぎでは?と思われるかもしれませんが、心理学的にはこれらの模倣はモデリングと呼ばれ、これを行うことでその行動に対し「なぜこのメンターはこの行動をとっているのか?」という思考が生まれ、この「なぜ?と考えること」自体に答えがあるんです。
前述に示したスコトーマの領域に自分が足を踏み入れていることになります。
それにより、新たな発見や成長のヒントが見えてくるのです。
いかがでしょうか?
本日はメンターの重要性についてお話しました。
このような知識もビジネスのみならずQOLを上げる重要な要素ですので、ぜひ皆さんもこの考え方を取り入れ、自分のメンターを作ってみてください。
また、参考までにメンターに関する本でオススメなものをご紹介して本記事の締めとさせていただきます。ありがとうございました。
以上、コバログでした。
コメント